地下水を水源とする専用水道水の浄水処理の相違とその水質

吉川 循江; 堀切 佳代; 前沢 仁

doi:10.5956/jriet.43.539

調査報告

地下水を水源とする専用水道水の浄水処理の相違とその水質

吉川循江, 堀切佳代, 前沢仁

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キーワード: 地下水, 専用水道, 浄水処理, 水質

ジャーナルフリー

2014 年 43 巻 9 号 p. 539-545

DOI https://doi.org/10.5956/jriet.43.539

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抄録

　横浜市内の地下水を水源とした専用水道施設の原水において浄水処理をせずに水質基準に適合する施設は限られている．浄水処理設備の種類や工程，水質検査結果を比較検討したところ，反応槽の設置は必要であり，PACと同時に硫酸を注入すると有機物や色度の低減化に有効であった．ヒ素や硝酸態窒素が検出される帯水層から取水するには処理工程の追加を検討するなど，取水施設の要件，浄水施設要件等を審査するための基礎資料が得られた．

責任著者(Corresponding author)

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